お裁縫

(2000/10/05)

誕生日に母がミシンをプレゼントしてくれた。そんなわけで、今のマイブームは「お裁縫」だ。
「モノを作る」という行為は昔から好きだ。粘土をこねて何かを作ることや、紙を切って何かを作ることもそうだし、ご飯を作ることも、布や毛糸で何かを作ることも当然のように好きだ。何かを作り出すことは、その作っている過程も楽しめるし、作り上げたときの達成感もうれしいし、そして作り上げたモノが残る事もうれしい。
そしてとにかく今は、布と糸でモノを作ることに熱中しているわけだ。


現在の主な作品は、ころ吉やプー達のお洋服。彼らの体系は、ちょっとフツウと違うので、型紙を起こすところから、結構大変だ。もちろん市販の型紙なんかあるはずがないから、それぞれが特別仕立てになるわけで。
全般的に小さく、細かい部分が多いため、結局ミシンを使わずほとんど手縫いをしているのが現状だが、何せ楽しい。
小さいものなので、創作時間もさほどかからないし、多少失敗してもリスクが少ないのもいいところ。


家からそんなに遠くないところに「ユザワヤ」もあり、時々、布や糸を物色に行く。すごくたくさんの布が、それこそピンからキリまで揃っているので、いつも行くと山ほど買い物してしまうのだが、とにかく材料の入手が簡単なこともあり、ますます熱中してしまう。
ミシン縫いでは、枕カバーやパジャマ入れ、お弁当風呂敷やトートバッグなんかを作ってみたが、結構安く原材料を購入しているため、費用面でも満足度が大きい。ミシンで縫うと、手縫いするより速く、本当にあっという間に縫えてしまう。自分用のエプロンとスカート、夫のトランクスも作ってみたが予想以上の出来上がりに大満足。
まだまだ買い置きの布は山ほどある。今度はもう少し大作に挑戦してみようか。


ふと思い出した。
そういえば、ずっと前、何年か前にも、一生懸命縫い物をしてた気がする。あのときも、何故か「お裁縫」がマイブームで、毎日チクチクと何か縫っていたような・・・
私の中の流行も、きっと何年かのサイクルで繰り返しているに違いない。