パン

(2001/05/22)

今年の結婚記念日(式を挙げた日のほう)に実家の両親からパン焼き機(ホームベーカリー)をもらった。ケーキやマフィンはオーブンを使ってよく焼くのだが、何せ、発酵する間待つとか、生地を寝かすとか、そういう気の長い作業はあまり乗り気がせず今までパン焼きに挑戦したことはなかった。


パン焼き機についている説明書によると、なんとこの機械を使うと、約4時間で食パンが焼けるらしい。早焼きコースを選択すれば2時間で焼き上げるコトも可能らしい。
しかも最初に材料を入れたら、スイッチを入れるだけ。なんて簡単なの!
そして今日、富山で行われるはずの阪神戦が雨で中止になり、夕方から夫の帰ってくる夜中(!)まで、ポッカリ時間が空いてしまった。コレはチャンスだ!とばかり、早速パンを焼くことにした。


夕方6時半過ぎにスタートスイッチを押す。
焼き上がり時刻は午後10時45分と表示される。夫がそれまでに帰ってくるといいなーと思いつつ、経過観察。
静かだが、頑張って動いている様子。
なにやらこねているような雰囲気。そしてパタパタと音が。生地を打ち付けているらしい。
そしてしばらくたつと、シンと静かになった。液晶表示を見ると発酵段階にきたらしい。蓋を開けたくなる誘惑にかられながらも我慢我慢。
10時を過ぎた頃だっただろうか、何やら香ばしい匂いが。ついに焼き上げ段階に入ったらしい。
うーん待ち遠しい!
焼き上がりが終了するとブザーが鳴るそうで、そうしたらすぐに取り出さないと、パンがペシャッとしたり、外皮が乾燥して固くなるそうだ。


10時45分、予定通りに完了の合図がなる。
蓋を開けると、そこにはキツネ色に焼きあがった食パンが!なんていい香り!
熱いのを我慢して、内釜からパンを取り出す。コレがなかなか出てくれなくて一苦労。しかしホントにいい香り。まるでパン屋サンのよう。
帰宅した夫も「パンの匂いがする!」と第一声。
焼きあがったパンをあたたかいうちにカットして、この間購入したばかりの「ハチミツバター」を塗って食べる。なんて幸せ!
初めての食パンがこんなに美味しく焼けるなんて。もう大満足。今回は初めてだったので、一番フツウの食パンコースに挑戦したが他にも、配合をかえたり、ブドウなどを加えたいろいろなパンが作れるらしい。今度はどんなパンを作ってみようかなぁ。