新居

(2002/02/10)

昨年末に引越しをした新居。荷物も多く引越しは予定通りにいかなかったり、大変なこともあったが、もう過去のこと。
門柱には表札もつき、庭へ入る通路には木戸を新しく設置してもらった。
門柱 木戸
家の中もすっかり荷解きも終わり、新しい家、新しい家具にも馴染んだ。
冬、内覧会で見たガラーンとした部屋と、既にまったく違う雰囲気になりつつある。まだここに住んでわずかだが、すっかり「自分達の家」になっている。
「人が住む家」というのは、その住む人がつくっていくものなのだな、とつくづく思う。


ピアノ もちろんピアノもおいてある。
この家を気に入った理由のひとつは「リビングにピアノを置く専用の場所があること」だ。
補強された床の部分に、実家からはるばる搬送されてきたピアノがちゃんとおいてある。搬送時には、何やらバラバラにされ、ピアノというより部品になって運ばれてきたらしいこのピアノ。今は無事、フツウのピアノの姿になっている。
私は3歳のときから高校生までピアノを習っていた。上手・下手は別にして、ピアノを弾くことは大好きだ。怒っているときも、悲しいときも、イライラしたときも、うれしいときも、ピアノを弾くと気分がスッキリした。
だからそばにピアノがあるというのはすごくうれしい。会社勤めをしていた頃は時間もなく、滅多に弾ける時間がなかったが、これからは時間はたっぷりある。
子供のときから弾いているピアノだから、当然年季も入っているが、それだけに愛着もあるし大事に思っている。
久しぶりに調律もしたし、毎日少しずつでも鍵盤に触れられたら、と思っている。


とにかく、専業主婦の私は家にいる時間が一番長い。
私にとっても夫にとっても、居心地よく、帰ってきたらホッとするような、そんな家にしていけたらいいと思う。
インテリアとかいろいろ、細かい部分はまだまだ未完成ではあるけれど、そういう部分を少しずつ作り上げていくのもまた楽しい。何度も言うが、時間はたっぷりある。ちょっとずつ、楽しみながら。