乳ガン検診

2003/06/16

集団検診に引き続き、乳ガン検診を受けてみた。これも集団の基本健診と同様、2月に申し込みを行っており、実施が6月16日だった。乳ガン検診を受けるのは実は初めてで、別になんらかの心配があったわけではないのだが、今年は「健診強化年」のつもりでいろいろ申しこんでみたのだ。一応、備えあれば憂いなし、だし。


当日、受付の時間ギリギリに到着。集団検診と同じ場所で行われたのだが、前回同様道路はまだ工事中で周り道になった上に、前回は人におしえてもらってたどりついた順路で今回はちょっと迷ってしまった。以前自分は方向オンチだと思っていたのだけれど、最近は道に迷うコトがなく、直ったんだと勘違いしていたが、単に知らない場所へ行く機会が減っただけで、やっぱり方向オンチだということが判明。迷ったおかげでギリギリだし、すっかり汗をかいてしまった。


乳ガン検診は、前回の基本健診よりなんとなく全体年齢が高い気がした。気のせいかな。受付札をもらい問診表を記入。今回の受付番号が77番で星野監督の背番号と同じだったので、なんとなく浮かれてしまう。アホだなぁ。受診料を支払ってから、問診表をもって看護婦サンと1対1で問診。その後、並べられているいすに番号順に座って待つ。待つこと、どのくらいだろう、結構長い時間。自分の前に数列、後ろにも数列、全部で100人近い女性が並んでじっと待っている。


ようやく看護婦サンが来て説明開始。お医者サンが3名で順番に診るらしい。受診の部屋へは10人ずつ呼ばれるみたい。待ち時間の間、年代もの(?)の乳ガン自己診断説明ビデオを見るらしい。が。
さきほども言ったように私の前にも70人近い人が並んでいるわけで、一番前にある小さなテレビはただでさえよく見えない上に、前にいるおばさんの頭で画面のほとんどが隠れている。あーあ。テレビが見えないので下を向いてウトウトしていると、横の人から急に女性の胸のカタチをした物体を渡された。前のほうから順番にまわってきたようなのだが、両方の乳房がついていてそこを自己診断の方法に基づき触診し、シコリを見つけることが目的のグッズらしい。隣の人の見よう見まねで触ってみる。なんかやわらかくて変な感じ。なんとなくシコリっぽいモノがあるような気もしたが、なんだかよくわからない。適当に触診らしきコトをして、隣の人へ渡す。医療用のグッズだとは思うが、こういうのが好きな人もいそうなグッズだ。自宅にある人とかいたらちょっとコワイな、これ。


さて順番が来て診察室へ入る。カーテンでしきられた奥にベッドがある。上半身裸になり横になってバスタオルをかけて待つように言われる。しばらくして先生が来た。手で触診が始まる。なんだか変な感じ。丹念に押しながら確かめた後、腕をあげるように言われる。再度触診。そして「はい、異常なしですね」との言葉。こんなカンタンにわかるの?すごいなぁ。これだから定期的に自分でチェックしなさいというわけだ。結構あっさり、待ち時間が長かった割には、ホントにあっさり診察が終了した。
これ、来年も受けたほうがいいのかな?どうだろう。定期的に自己チェックを試してみよう。もし不安があったら来年も受診しようと思った。